赤坂通信 防音工事のヒントから日常の出来事まで

カテゴリ:ピアノ室

ピアノ室

2010年07月29日

新築1戸建のピアノ室工事が始まりました。
建物側の工事との絡みで、なかなかスタートできなかったのですが、
お盆前には完成できそうです。
床下地.JPG









今回はピアノ室の床(防振浮床)を廊下と同じ高さにしたいというご希望なので、まずは床の下地作りからスタートです。
一般床の倍の大引きと鋼製束で250kg/㎡に耐えられる強固な床を作ります。
いよいよ明日から浮遮音層の工事がはじまります!

新築工事

2010年06月11日

今月末から工事が始まるお客様の現場打合せに行ってきました。
建物側の監督さんと大工さんとの打合せです。
基本的なスタンスとしては、新築工事の中に我々が御邪魔することになるので、
ご迷惑をお掛けしないように細かい相談をさせていただきました。

新築の場合は出来るだけ早い時期から、防音工事の打合せも行ったほうが、
遮音性能はもちろん、お部屋の使い具合も格段に良くなります。
もちろん費用の低減にもなりますので、建物の設計段階からご相談をいただくことをお勧めいたします。

躯体 003.jpg















お隣の家との距離も近く、グランドピアノを弾かれますから防音工事が必要ですね。


はじめの音

2009年09月25日

完成したお部屋でお客様が初めて楽器を奏でる瞬間
私達が一番楽しみにしている時でもあり、緊張する瞬間でもあります。
お客様の期待も高まっている時だと思います。

シルバーウィーク初日、完成したピアノ室にスタインウエイが入りました。
クレーンで吊り上げたあと、ピアノのサイズに合わせて作った窓から
慎重に室内へ運び込まれました。
                                                               
クレーン








                         


コピー ~ P1010866.JPG











お客様がこれまでお使いになっていたお部屋の響きはけっこうデッドだったのですが
今回はもう少しライブ気味に、というお話がありました。

そして、この日初めて音を出した印象は・・・まずまずの高評価をいただくことができました。
遮音はできて当然ですが、響き具合はむずかしいものです。
お客様に好印象を持っていただけたので、ホッと一安心です。
これまで半年に渡り、様々な打合せをさせていただき、本当にありがとうございました。

今後はカーテンや本棚を置いた状態でお客様と一緒に音の調整をさせていただきたいと思います。



                                                              
                                                                      

防音工事のヒント・遮音性能測定

2009年09月09日

完成したピアノ室の遮音測定を行いました。
play toneではご契約時に遮音性能の保障数値を決めさせていただき、
工事完成後、確認の測定を行います。

測定.jpg











他の部屋や外部に対して設計通りの遮音性能が取れているかの確認をします。
昼間、外部では車の音や生活音が大きく測定データが取りにくいことがあるので
夜間に測定をすることがあります。

ところが、この季節!夜は夜で虫の声が大きいのです。
こおろぎだか鈴虫だか・・・いい声で鳴いてくれます。

この日は昼間の雑音と夜の虫の音の狭間を狙って、夕方から準備をしていました。
陽が落ちても鳴きやまないセミと、隣で吠えている犬に苦労させられながら
なんとか、こおろぎが鳴き出す前に測定を終了させることができました。

結果は・・・無事に設計数値以上の遮音性能を確認することができました。






新築

2009年08月21日

夏の暑い中、工事部隊には頑張ってもらって新築1戸建の中にピアノ室を作りました。

新築.jpg






















建物全体の完成はまだ先ですが、ピアノ室は先に完成です。

今回は建物の設計が終了してからの参加となり、お部屋の形に心残りがありますが
床を下げてもらえたことにより、2.6mの天井高を確保することができました。
設計事務所様、工務店様のご協力に感謝です。


完成.jpg






















来月、このお部屋にスタインウェイが入ります。
どんな響きを聞かせてくれるか、お客様とともに大変楽しみにしています。


防音工事のヒント・GL工法

2009年07月07日

横浜のマンションでピアノ室を施工中です。

今年は横浜市の工事が多いんですが何故でしょうか?
横浜はピアノを弾く人が多いのかな?と思い調べてみると・・・
総務省の調査(社会・人口統計体系2008)によると神奈川の1000世帯あたりのピアノ所有台数は271台で全国27位でした。後ろから数えた方が早いですね(それでも27%の家にピアノがある!)。
1位はどこかと言うと・・・栃木県です!なんと354台。

来年はplay tone栃木支店を作ろうかな~(笑)
神奈川県はマンションが多い、新興住宅地が多く隣接している、などの住環境の問題が大きいのかもしれません。

話は戻って下の写真。現在工事中のお部屋を解体した壁の写真です。

GL工法.jpg壁に沢山付いている物体がGLボンドと言ってこの手前に石膏ボードなどを貼って壁を作ります。
この工法がGL工法と言うものです。比較的ローコストで施工も楽なことからマンションでは多く使われています。
・・・がしかし!このGL壁が上の階、下の階、お隣へ・・・音を伝えてしまうのです。
場合によっては通常の話し声さえ伝わることがあるんです。

そのためplay toneではGL壁はもちろん、天井や床も一度解体し遮音に悪影響を及ぼすものはすべて撤去してから工事を行います。このため高い遮音性能とともに部屋の広さ、天井の高さを確保できるのです。
防音パネルを組み立てるような簡単な工事ではありませんが高い遮音性能を持つ防音室には必要なこととなります。

スケルトン.jpg


防音工事のヒント・「クローゼットはどうなるの?」

2009年06月01日

「防音工事をする時、今のクローゼットはどうなりますか?」

よく聞かれる質問です。

ご自宅にピアノ室などを作る場合、余程部屋数に余裕がある場合を除いて防音室の中にも収納が欲しいものです。

今回は2つの方法をビフォーアフター画像でご紹介します。

1つ目は既存のクローゼットを解体して防音室の中に新たにクローゼットを作る方法です。

≪before≫

収納1-1.jpg

 工事前のお部屋です。左の斜めの扉の中がウォークインクローゼットになっています。

このクローゼットを含めて部屋全体を解体します。

そして床、壁、天井の浮遮音層を作った後、クローゼットを作ります。

≪after≫

収納1-2.jpg

「斜めで使いづらかったクローゼットは匠の手により見事譜面用の本棚と衣類のクローゼットへ生まれ変わったのです。」・・・

冗談はこれくらいにして

このお部屋の場合は入口扉の場所も変更して部屋幅いっぱいの本棚・クローゼットを作りました。内部の設計は奥様に手書きのメモを描いていただいたものです。

2つ目は既存の収納をそのまま残す方法です。

≪before≫

収納2-1.jpg今度はなんと和室の押し入れです。

まず畳を上げて、床を補強して床、壁、天井の浮遮音層を作ります。

この時、新しい遮音壁の押し入れ部分は大きな開口部として2重防音サッシを入れます。

≪after≫

  収納2.jpg ふすまははずしてサッシの内外にカーテンをつけました。サッシの中に上の写真と同じ柱が見えると思います。内部のカーテンを開ければ元の押し入れが出てきます。

2つの方法を比べてみると

1.は、遮音性能が高い。内部を自由に変更できる。違和感が無い。などのメリットがあり多くはこちらのタイプで施工しています。また、扉の有無やデザインによって音の反射も考慮することができます。

2.は収納部分のスペースが施工前と変わらないので広く使えるメリットがありますが、サッシが壁の代わりになるため遮音性能が下がることとガラスサッシによる反射音の問題、コスト高という心配もあります。

このようにplay toneの防音工事は防音性能だけではなく、お客様が使いやすいお部屋になるように様々なご相談ができます。どんどんご要望をお伝えいただいて、気持ち良く過ごせるお部屋を一緒に作っていきましょう。

時刻 13:20  | 記事URL

防音工事のヒント・防音室の床は・・・?

2009年04月14日

「防音室の天井高は低くなりますか?」

こんなご質問もよくいただきます。

「狭い、低い」練習室で圧迫感を感じながら練習した経験があるからだと思います。

防音床は遮音とともに防振もおこなわなくてはなりません。

play toneの作る床は「防振浮床」と言って約12cmの高さがあります。

下の写真はちょうど、今工事中のお部屋です。

 

床12cm

手前の部分が既存の床を解体してコンクリートの躯体を出した所で奥の部分は廊下になります。

この間の高低差が約12cnありますので、このお部屋の場合は防音室の床の高さは

今までと変わらないまま仕上げることができます。

マンションではこのような2重床、2重天井が多いので工事前と変わらぬ天井高がとれることが多くあります。

ヤマハさんのアビテックスなどユニットタイプの場合は2.15m位が標準の天井高なのでplay toneの防音室の方がはるかにゆとりを感じることができます。

一戸建ての場合やご自宅の床構造がご不明の場合など、迅速に現場調査(基本的には関東エリアでお願いします)に伺いますのでぜひお問合わせフォームからご相談ください。よろしくお願いいたします。

 

丘の上のピアノ室

2009年02月05日

先月より工事中だったピアノ室が完成し、無事に引き渡しを完了いたしました。

(K様、色々とお気づかいを頂きまして本当にありがとうございました。)

今回のお客様は田園都市線沿線の小高い丘の上に建つ洒落たマンション内の1室でした。

お客様のご希望を伺い細かくご相談させていただき、お得な「マンションパック・ベーシック」プランで内装のコストを抑えながら防音面では2重防音ドアと2重防音サッシをオプションでプラスしてご予算内におさめることができました。

当初、選択枝を少なくしてコストダウンを考えていた「マンションパック・ベーシック」プランですが、お客様と打ち合わせをしている内にセミオーダー状態になることが多くなってきました。これはこれでお客様のご希望、ご予算がかなえられればOKだと思っております。

これから防音工事をお考えの皆さん!ご希望、ご予算をどんどんご相談ください!

ご満足いただけるプランを一緒に考えていきましょう。

 

  丘の上 

ピアノが入ったらちゃんと撮影させていただき「実績例」ページでもご紹介させていただきたいと思います。