赤坂通信 防音工事のヒントから日常の出来事まで

2019年3月

ピアノ演奏室そして勉強部屋そしてパントリー

2019年03月05日

防音室というと、プロの音楽家やご自宅で教室を開いている先生のイメージがあるようですが、
趣味で楽器を楽しみたい年配の方や、これから本格的に練習時間が長くなっていきそうなお子様など、様々なお客様がしっかり防音した演奏室を作られています。

今回ご紹介するのは小学生のお部屋です。
小学生のお嬢様がアップライトピアノからグランドピアノへステップアップするタイミングに、
新築マンションをご購入することになり、それならば防音室も!ということで弊社にご相談をいただきました。

マンションの建設中から打合せを開始いたしましたので、
マンション資料の図面にてプランを検討します。
Scan2018-09-05_090035.jpg

リビング・ダイニングに面してスライドウォールドアで仕切られた洋室(2)がご希望です。
スライドウォールドアは天井から吊った数枚のドアパネルをスライドさせて、
隣同士の部屋を間仕切ったり、一部屋につなげてたりできるものです。
広さ約5畳、約1.9m×約3.9mという細長いお部屋なので、
ここにグランドピアノを入れるだけでも大変ですが、
さらに防音工事をして音の響きも考えないといけません。

今回のプランはこんな感じです。
Scan2019-02-05_151102.jpg
スライドウォールドアは防音には向きませんので、
解体撤去して、間仕切り壁を作って出入り口は防音サッシを2重にいたしました。
この中に浮き遮音層を作っていきます。
そして、ウォークインクローゼットとリビングに面した物入を一体化して、
リビング側からエントリーするパントリーを新たに作りました。

工事前の写真です。

IMG_9432.JPG

バルコニー側はFIXの掃き出し窓があります。
左手の壁がスライドウォールを閉めた状態です。

完成後です。

DSC04578.JPG


開口の広い防音サッシで明るい演奏室です。
YAMAHA C2 がキッチリ入りました。
縦は余裕があるのでC3でも設置可能です。
サッシ~壁の距離が短く反射音がきつくなりますので、
右の壁にはたっぷりとした吸音パネルを設置しています。

リビング・ダイニングとの一体感を出すために、
マンションの施工会社から同じフローリング材をわけていただきました。
こんなことができるのは新築時だけですね。

反対側の工事前です。

IMG_9433.JPG

このウォークインクローゼットの入り口は塞いで壁にしました。

完成後です。

DSC04569.JPG


細長い部屋を逆手に使って、ピアノの後ろに勉強机も置くことになりました。

そして、リビング側に開くこちらの物入は・・・

IMG_9439.JPG

このようなパントリーに生まれ変わりました。

IMG_0153.JPG

入り口は片開きドアに。

IMG_0154.JPG



DSC04576.JPG

リビング・ダイニング側から見るとこのような感じになります。

マンション引き渡しの半年以上前からご相談を重ねて、
お客様のご希望をなんとか具体化、現実化することができました。
空間を最大限利用して、ご家族が一体となれるレイアウトができたと思います。


















 










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プロフィール

playtone株式会社 代表取締役 山田健

play tone株式会社
代表取締役 山田 健

  • 生年月日 : 1963年2月1日
  • 血液型  : A型
  • 出身地  : 東京
  • 好きな音楽家 :
    MICHEL PETRUCCIANI
  • 好きな作家 :
    ROBERT GODDARD

誰もが心地よく音と暮らせる環境作りを目指してがんばっていきます!

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